ソニー DK40 Xperia Z2 Tablet用卓上ホルダー「DK40」のマグネット充電位置調整
背景
Xperiaは防水性能が売りの端末なのでUSBコネクタには防水ゴムの付いたコネクタカバーが付いています。しかし、充電のためにいちいちコネクタカバーを開く動作を繰り返すとカバーが馬鹿になって防水できなくなる心配があります。そこで充電はカバーを開けないで済むようにマグネット式の物[DK40]を使用していました。これは充電だけでなく、卓上ホルダとして立てて使うようにも設計されていて、支える部分がXperiaの厚みにフィットしています。以前は純正のカバーを使っていたのですが、やや重いのとボロボロになったので、純正でないカバーに変えた所、卓上ホルダにはまらず使えなくなったため、DK40の調整を行うことにしました。 ちなみに改造に近いので同じ事をやる方がいても自己責任です。一切責任は持てません。念のため。
準備物
・Sony Xperia Z3 Tablet Compact Wi-Fiモデル 16GB SGP611JP/W [ホワイト]
ソニー Xperia Z3 Tablet Compact SGP611 ホワイト
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2014/11/07
- メディア: Personal Computers
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・ソニー DK40 Xperia Z2 Tablet用卓上ホルダー
ソニー DK40 Xperia Z2 Tablet用卓上ホルダー
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2014/05/31
- メディア: エレクトロニクス
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*ソニー DK40 Xperia Z2 Tablet用卓上ホルダー「DK40」は z2、z3のタブレット両方で使用できます。
・kwmobile クリスタル ケース Sony Xperia Tablet Z3 Compact用 透明
kwmobile クリスタル ケース Sony Xperia Tablet Z3 Compact用 透明 - シックで極薄で携帯電話にデザインをプラス
- 出版社/メーカー: KW-Commerce
- メディア: Personal Computers
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*安くて軽いカバーです。
位置調整
結論から書くと、卓上ホルダとして使うためにカバーを付けると使えなくなっています。もう卓上ホルダとしては諦めて、マグネット部分だけ外に出します。その上でタブレット本体は別に支えれば大丈夫でした。 早速、DK40を分解します。裏側を見ると3箇所をゴムですべり止めにしています。これはゴムが両面テープで貼ってあってその下にネジがあるので赤の矢印部分を+の精密ドライバーで外します。
赤矢印の先にマグネットを固定している部分があるのでゆっくり外して下さい。外しても元に戻せるので安心して下さい。
外れました。
こんな感じでセットしています。
充電も問題無しです。 充電が開始するまでマグネットと本体の位置調整はややシビアなので先にマグネットを付けて充電が始まったのを確認してからタブレットを支えた方がいいみたいです。後はタブレットの支えが無いとすぐ外れるため、支えは必要かと思います。以上、DK40を削らずに安いカバーを付けて充電する方法でした。(配線剥き出しになるので持ち運びはやめた方が良さそうです。)
Raspberry Pi 3 + Windows + WiMax + リモートデスクトップのセットアップ
背景
自宅で電子工作をやりたいのと、手軽なLinux環境が欲しかったので、前から気になっていたRaspberry Pi 3を購入しました。 使いやすいディスプレイ、キーボード、マウスをメインPCのWindows 10と使い回しして、有線LANも使わずにすっきりさせた環境構築をしました。 我が家ではデバイスとネットワークは主に懐事情からガラケー+タブレット+PC+WiMax(外との通信すべて)が最適解との結論が出ているため、この環境下にRaspberry Piを加えます。 他のブログでもたくさん紹介されていますが、自分の環境でのメモを兼ねて公開します。
準備物
新規購入した準備物は以下の通り(値段は購入当時のもの)
・Raspberry Pi 3 Model B (Element14) ¥ 4,850
・【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応 400× (無期限保証) Newニンテンドー3DS 動作確認済 TS32GUS ¥ 1,080
・Amazonベーシック ハイスピードHDMIケーブル - 1.8m (タイプAオス - タイプAオス/イーサネット/3D/4K/オーディオリター ¥ 598
家にあったもの
・Anker PowerCore 20100 (20100mAh 2ポート 超大容量 モバイルバッテリー パナソニック製セル搭載) iPhone / iPad / Xperia / Android ¥ 3,999
・USB接続のマウス
・USB接続のキーボード
・HDMI対応のディスプレイ
Raspberry Pi 3なのは性能と無線LAN内臓のため、 microSDHCカードはClass10なら8GB以上なら大丈夫みたいです。私は不足したら嫌なので32GBの選択です。動作しないカードもあるそうなので動作確認できたものを使うのがいいみたいです。
Raspberry Pi 3セットアップ
OSの入れ方は2種類あってNOOBSを使う方法と直接SDカードにOSを入れる方法があるようです。
NOOBSはインストーラーで一旦DSカードに入れた後、Raspberry Pi上でインストールして、色々なOSを入れることやデュアルブート等ができるそうです。 it-fan.net どっちでもいいかと思いますが、今回は公式サポートOSのRaspbianをSDカードに直接入れることにします。 GUI環境も欲しいので以下のサイトからRASPBIAN JESSIEの最新版2016-05-27-raspbian-jessie.zipをダウンロードして、展開します。
男ならcygwinや!という事でcygwinからddコマンドで入れようとしましたが、電源を入れても赤色LEDが点灯した後、緑色LEDが点灯するはずがしなかったのでうまくいきませんでした。一応方法をメモすると以下の通り。 SDカードをPCのスロットに挿して認識できているか確認。
cat /proc/partitions
major minor #blocks name win-mounts
8 65 30977024 sde1 K:\
と、SDカードはKドライブに見えていました。 SDフォーマッターでSDカードをフォーマットします。 SDカードフォーマッター - SD Association ddコマンドでイメージファイルを変換して入れました。 kazmax.zpp.jp
dd bs=1024k if=2016-05-27-raspbian-jessie.img of=/dev/sde1
ここまでやってうまく認識しないようだったのでcygwin使うのは諦めて、色々な所で紹介されてるDD for Windowsを使う作戦に変更。
DD for Windowsを使うと正常に起動しました。
リモートデスクトップまでの環境構築
まず、ネットワークに繋ぐため、nanoを使って設定します。
sudo nano /etc/network/interfaces
iface eth0 inet static
address 192.168.100.104
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1
allow-hotplug wlan0
staticは固定にして毎回決まった接続で繋ぐため、addressの100はWiMaxのデフォルトの設定、104は一度DHCPで繋いだ時の数字だったためそのまま利用。
編集し終えたら、Ctrl + O
で上書き保存し、Ctrl + X
で nano を終了します。
続いてパスワードの設定をします。
sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
sudo nano /etc/network/interfaces
設定例は以下の通り。
network={
ssid="AIUEO"
key_mgmt=WPA-PSK
psk="abcedf1234567"
}
ネットワークの設定コマンドで接続を確認します。
$ sudo ifdown eth0
$ sudo ifup eth0
次にリモートデスクトップ用の設定をします。
udo apt-get update
(インストール済みのパッケージの更新)
sudo apt-get install xrdp
日本語キーボードを利用している場合は、設定ファイルを追加する必要があるそうです。 ※ファイルは、xrdpユーザ会のサイドからダウンロード出来ます。
$ cd /etc/xrdp/
$ sudo wget http://w.vmeta.jp/temp/km-0411.ini #設定ファイルのダウンロード
$ sudo ln -s km-0411.ini km-e0010411.ini
$ sudo ln -s km-0411.ini km-e0200411.ini
$ sudo ln -s km-0411.ini km-e0210411.ini
実際のxrdpサービスを起動します。
$ sudo service xrdp restart
Windowsの「リモートデスクトップ接続」を起動。 ホスト名orIPアドレスを入力して、「接続」ボタンをクリック。 下の様な画面が出るので、RasbperrypiのIDとパスワードを入力してログイン。
リモートデスクトップ接続ではオプションの表示->全般ユーザ名とパスワード保存すれば次回から入力の必要はありません。 コンピューター名"raspberrypi.local"でもログインできるみたいです。
まとめ
単にOS入れて起動して、リモートデスクトップ接続するだけの話ですが、やってみるとWindows環境では上手くいかなかったり、Raspberry Piのバージョン違いで情報が違ったりで苦労しました。
ただ失敗が経験になったので理解が深まったのかな、という印象です。
今後はLEDやモーター制御等のハードウェア系統をいじった後、ネットワークを使ったライブ配信、電話、ネットワーク解析の勉強編をやって、その後ロボット掃除機、アーケードゲームっぽい物を考えて作る実践編を予定しています。(できるのはいつになるか分かりませんが…)
これから書いてみたい事
はじめまして。
【書いてみたい事】
電子工作、プログラミングで躓いた所とその解決方法をメモしておいて、同じ問題で困っている人や未来の自分の助けになるようなブログを書きたいと思っています。
【動機】
上記のような技術ブログに学業や仕事で何度も助けられたので自分で調べて解決できた事を教えたい、知りたいという気持ちがありました。
色々手探りですが、まずは少しでも役に立ちそうな記事を書いてみたいと思っています。